正社員ワーママ「疲れた」と感じたら…両立と再考、あなたに合った道を見つけよう!

はまなつ

こんにちは、はまなつです。

30代半ば、二人の子供を持つ専業主婦です。以前は正社員として働きながら育児に奮闘するワーママでした。
二人育児をしながらのワーママ時代、「疲れた」と感じない日はありませんでした。時間と体力的にも精神的にも、常に限界ギリギリの状態…。
ついにはうつ病を発症し、休職、そして退職という道を選びました。

自身の経験を通して、ワーママの皆さんが抱える苦悩や葛藤を、身にしみて理解しています。
この記事では、そんなワーママの皆さんに向けて、

  • 両立を続けるためのヒント
  • 働き方を見直すためのヒント

の両方をお届けします。

自分らしい選択をするための羅針盤として、この記事が少しでもお役に立てれば幸いです。

目次

ワーママ正社員の「疲れた」は当たり前!その原因と実態

ワーママ正社員の皆さんは、毎日本当に頑張っていますよね。
仕事、育児、家事…と、まるでトリプルワークのような状況。
心身ともに疲弊してしまうのも当然です。

ワーママ正社員が抱える3つの課題

  1. 時間不足
    • 仕事、保育園の送り迎え、子供の世話、家事…
    • 自分だけの時間はほとんどない!睡眠時間も削って頑張る日々。
    • 常に時間に追われている感覚、焦りや不安が募ります。
  2. 精神的負担
    • 仕事で責任ある役割を任され、プレッシャーと闘う。
    • 子供の成長や教育に対する責任感と不安。
    • 家事や育児が完璧にできないことへの罪悪感。
    • 周囲のワーママと自分を比べてしまい、自己肯定感が下がることも。
  3. 体力的疲労
    • 睡眠不足、慢性的な疲労。
    • 子供の夜泣きや病気で、さらに睡眠時間が削られることも。
    • 体を休める暇もなく、常に活動している状態。
    • 子供の看病で疲労が溜まり、免疫力も下がり、自分も風邪をひきやすくなる。

ワーママ生活の実態(私の場合)

私自身、ワーママ時代にひどい肩こりや偏頭痛に悩まされていました。あと腰痛も…。
朝は子供たちを何とか保育園に送り届け、仕事へ。
仕事中は時間に追われ、プレッシャーと闘いながら、頭の中は子供のことが気がかり。
夜はクタクタになりながら、夕食の準備、お風呂、寝かしつけ。
やっと自分の時間になったと思ったら、もう深夜…。
落ち着いてから部屋を見渡すと、「あれ、泥棒入った?」と思うほど。

そんな生活を続けていたら、体も心も悲鳴を上げてしまうのは当然ですよね。

厚生労働省の調査によると、ワーママの約7割が「仕事と育児の両立に悩んでいる」と回答しています。
また、「疲れている」と感じるワーママは9割以上にものぼります。
これらの数字からも、ワーママの皆さんがいかに大変な状況に置かれているかが分かります。

この記事を読んでいるあなたは、決して一人ではありません。
多くのワーママが同じような悩みを抱え、日々頑張っています。
どうか自分を責めずに、「疲れた」と感じたら、休息をとったり、誰かに相談したりしてくださいね。

それでも両立したい!ワーママ正社員のための時間管理&疲労回復術

「疲れた」と感じながらも、仕事も育児も諦めたくない!
そんな頑張るワーママのために、私が実際に試して効果のあった時間管理術疲労回復術を紹介します。

時間管理術

  1. タスク管理ツール・アプリの活用
    • Google ToDo、Trelloなど、自分に合ったツールを見つけて、タスクを可視化しましょう。
    • 仕事とプライベートのタスクを分けて管理することで、頭の中が整理されます(が、最終的に私は一元化しました)。
    • 達成感を味わえるので、モチベーションアップにも繋がります。
  2. 隙間時間の有効活用
    • 通勤時間や子供の昼寝時間など、短い隙間時間を有効活用しましょう。
    • 例えば、通勤時間にニュースアプリで情報収集したり、読書をしたり。私は車通勤だったので、耳でインプットしていました。
    • 隙間時間を積み重ねることで、意外と多くのことができます。
  3. スケジュール管理のポイント
    • 1週間のスケジュールを事前に立てて、時間の使い方を意識しましょう。
    • 予定を詰め込みすぎず、バッファを持たせておくのがおすすめです。
    • 突発的な出来事にも対応しやすくなります。
  4. ポモドーロテクニック(私はできず)
    • 25分作業→5分休憩を繰り返す時間管理術。
    • 集中力を維持し、効率的に作業を進めることができます。
    • タイマーアプリなどを活用すると便利です。

私はアプリよりも紙(メモ)に書くほうが頭に入って自分に合っていたので、小さいメモ帳を使っていました。仕事もプライベートもごちゃ混ぜに、優先順位でタスク管理していました。好みもありますが、ペンはフリクションの0.38mmがおすすめです。

私は集中すると何時間もぶっ続けでやるタイプなので、ポモドーロはイライラがたまって無理でした(笑)適度に休息を入れるのがいいと分かりつつも、全くできず。「あ、集中切れたわ」と思ったら、休憩したり、ゆるーく何かする程度(メールやLINE、Todoチェックなど)でした。

疲労回復術

  1. 睡眠の質向上
    • 睡眠時間を確保するのはもちろんですが、睡眠の質も大切です。
    • 寝る前にカフェインを摂取するのは避け、リラックスできる環境を整えましょう。
    • アロマを焚いたり、ヒーリングミュージックを聴くのもおすすめです。
  2. 栄養バランスの良い食事
    • 疲れているときは、つい手軽な食事で済ませてしまいがちですが、栄養バランスの良い食事を心がけましょう。
    • 特に、ビタミンB群や鉄分は疲労回復に効果的です。
    • 野菜や果物を積極的に摂り入れましょう。
  3. 適度な運動
    • 軽い運動は、血行促進やストレス解消に効果的です。
    • ウォーキングやヨガなど、無理のない範囲で体を動かす習慣をつけましょう。
    • 子供と一緒に公園で遊ぶのも良い運動になります。
  4. リフレッシュ方法 (趣味、リラックス)
    • 好きなことをして、心身をリフレッシュしましょう。
    • 読書、音楽鑑賞、映画鑑賞など、自分が楽しめることをするのがおすすめです。
    • 短時間でも良いので、意識的にリラックスできる時間を作るようにしましょう。

パートナーとの家事分担

  1. 家事分担表の作成
    • 夫婦で話し合って、家事の分担表を作りましょう。
    • それぞれの得意分野や負担を考慮して、分担を決めるのがポイントです。
    • 可視化することで、お互いの負担を理解しやすくなります。
  2. 外部サービスの活用 (家事代行など)
    • 家事代行サービスや食材宅配サービスなどを利用するのも良いでしょう。
    • 経済的な負担はありますが、時間と心のゆとりを生み出すことができます。
  3. コミュニケーションの重要性
    • 家事・育児に関することは、こまめにパートナーとコミュニケーションを取りましょう。
    • お互いの考えや気持ちを理解し、協力し合うことが大切です。
    • 子供がいると、子供とばかり話しがち。時には子供を差し置いて、夫婦で話したっていい。

夫婦の会話・コミュニケーションは、仕事と家庭を両立を成功させるためにとても重要です。夫婦がうまくいっているなら、相手に対して寛容になれる。寛容であれば、少々のことでは衝突は起きない。
些細なことも許せなくなったら要注意。夫婦の会話がないか、お互い余裕がないか、不満が溜まっているか。
その時は、夫婦会議で話し合いましょう。

ちなみに我が家は、子供がいると、夫婦で長々喋ったり議論するようなことはありませんでした。たまに会話がはずむと、子供たちがすごい勢いで割り込んできます(笑)

限界かも…と感じたら。働き方を見直す5つの選択肢

頑張ってきたけれど、もう限界かもしれない…。
そう感じているワーママもいるかもしれません。
そんな時は、無理をせずに、働き方を見直すことも考えてみましょう。

キャリアプランの見直し

  1. 自分にとっての仕事の価値を再確認
    • なぜ働いているのか?仕事を通して何をしたいのか?
    • 自分にとっての仕事の価値観を改めて考えてみましょう。
  2. キャリアチェンジ
    • 今までの経験を活かせる、別の仕事に挑戦してみるのも良いかもしれません。
    • よりワークライフバランスの取りやすい仕事や、やりがいを感じられる仕事を探してみましょう。
  3. スキルアップ
    • 将来を見据えて、スキルアップのための勉強をするのも良いでしょう。
    • 新しいスキルを身につけることで、キャリアの選択肢が広がります。

働き方の変更

  1. 時短勤務
    • 勤務時間を短縮することで、育児や家事の時間を増やすことができます。
    • 企業によっては、時短勤務制度を導入しているので、活用してみましょう。
  2. フレックスタイム
    • 始業・終業時間を自由に設定できるフレックスタイム制度。
    • 子供の送り迎えの時間などに合わせて、柔軟に勤務時間を調整できます。
  3. テレワーク
    • 自宅で仕事をするテレワーク。
    • 通勤時間を削減でき、育児との両立がしやすくなります。
  4. 副業
    • 空いた時間にできる副業を始めるのも良いでしょう。
    • 収入を増やすだけでなく、新たなスキルや経験を積むこともできます。

休職・退職

  1. 期間を決めて休職
    • 一旦仕事から離れて、心身を休ませるのも良いでしょう。
    • 期間を決めて休職し、リフレッシュしてから復職するという選択肢もあります。
  2. 退職して専業主婦(夫)
    • 思い切って退職し、育児に専念するというのも一つの選択肢です。
    • 経済的な状況をよく検討した上で、決断しましょう。
    • 固定支出を見直すことで、案外やっていけたりするかも。
  3. フリーランス
    • 自分のスキルや経験を活かして、フリーランスとして働くこともできます。
    • 時間や場所に縛られずに働けるのが魅力です。

職場環境の見直し

  1. 上司・同僚への相談
    • 仕事の負担や悩みを、上司や同僚に相談してみましょう。
    • 周囲の理解と協力が得られれば、働きやすくなるかもしれません。
  2. 職場環境改善の提案
    • ワーママが働きやすい職場環境を作るために、積極的に意見を提案してみましょう。
    • 例えば、時短勤務制度の導入や、保育施設の設置などを提案することができます。
  3. 異動
    • 今の部署では、仕事と育児の両立が難しいと感じたら、異動を希望することもできます。
    • よりワークライフバランスの取りやすい部署に異動できる可能性もあります。

パートナーとの協力体制強化

  1. 育児・家事の分担を見直し
    • パートナーと改めて話し合い、育児や家事の分担を見直してみましょう。
    • お互いの状況や負担を理解し合い、協力し合うことが大切です。
  2. 経済的な状況の確認
    • 働き方を変えることで、収入が減る可能性もあります。
    • 夫婦で経済的な状況をよく話し合い、将来設計を立てるようにしましょう。
  3. 将来設計
    • 子供の教育費や住宅ローンなど、将来に向けてのお金のことを考えてみましょう。
    • 夫婦で将来設計を共有することで、安心して働き方を見直すことができます。

ワーママを支えるサポート体制と活用方法

ワーママを支えるための、様々なサポート体制があります。
積極的に活用することで、負担を軽減することができます。

企業の制度

  1. 育児休業制度
    • 子供が一定の年齢に達するまで、仕事を休むことができる制度です。
    • 育児に専念したいワーママにとって、心強い味方です。
  2. 時短勤務制度
    • 勤務時間を短縮できる制度です。
    • 育児や家事との両立がしやすくなります。
  3. 在宅勤務制度
    • 自宅で仕事をすることができる制度です。
    • 通勤時間を削減でき、育児との両立がしやすくなります。
  4. 企業内保育所
    • 職場に併設された保育施設です。
    • 子供を預けて安心して仕事をすることができます。

行政の支援

  1. 保育園・幼稚園
    • 子供を預かってくれる施設です。
    • 保育園は0歳から、幼稚園は3歳から入園できます。
  2. 子育て支援センター
    • 育児に関する相談や情報提供を行っている施設です。
    • 育児の悩みや不安を相談することができます。
  3. 育児休業給付金
    • 育児休業を取得した際に、給付金を受け取ることができます。
    • 経済的な負担を軽減することができます。

民間サービス

  1. 家事代行サービス
    • 家事のプロに、掃除や洗濯などの家事を代行してもらうことができます。
    • 時間を有効活用したいワーママにおすすめです。
  2. ベビーシッター
    • 子供の世話をしてくれるサービスです。
    • 緊急時や、リフレッシュしたい時に利用することができます。
  3. 病児保育
    • 子供が病気の際に、預かってくれるサービスです。
    • 仕事を休まなくて済むので、安心して仕事に集中できます。

家族・友人のサポート

  1. 両親や兄弟姉妹に協力してもらう
    • 子供の面倒を見てもらったり、家事を手伝ってもらったり。
    • 我が家はどちらの実家も遠方。でも、ビデオ通話を使って、子供の話し相手をしてもらうだけでも助かりますよ。
  2. 友人に話を聞いてもらう
    • 同じワーママの友人に、悩みや不安を聞いてもらうと気持ちが楽になります。
    • 何ならワーママでなくてもOK。ママでなくてもOK。直接話さなくてもLINEでもOKです。

コミュニティ・サークル

  1. 地域の子育てサークルに参加する
    • 同じ地域に住むワーママと交流することができます。
    • 情報交換や育児の悩みを共有することができます。
  2. オンラインコミュニティに参加する
    • インターネット上のコミュニティに参加することで、全国のワーママと繋がることができます。
    • いつでもどこでも、気軽に相談や情報交換ができます。

相談窓口

  1. 自治体の相談窓口
    • 育児や仕事の両立に関する相談窓口があります。
    • 専門の相談員が、悩みに寄り添ってくれます。
  2. 企業の相談窓口
    • 職場に、ハラスメントやメンタルヘルスに関する相談窓口が設置されている場合があります。
    • 困ったことがあれば、相談してみましょう。

ワーママが笑顔で輝くために…自分らしい選択を

ワーママを取り巻く環境は、決して楽ではありません。
「疲れた」「もう限界」と感じてしまうのも当然です。

でも、どうか自分を責めないでください。
あなたは十分頑張っています。

自分を責めない

  • 完璧主義を手放す
  • 周りと比べるのをやめる
  • できないことは「できない」と認める

周りと比べる必要はない

  • 人それぞれ、置かれている状況や価値観は違う
  • 自分にとっての「幸せ」を見つけることが大切

自分のペースで

  • 無理をせず、自分のペースで進んでいく
  • 小さな目標を立てて、少しずつ達成していく

幸せの形は人それぞれ

  • 仕事も育児も完璧にこなす必要はない
  • 自分にとって何が大切なのか、優先順位を考える

未来への希望

  • 困難な状況の中でも、希望を捨てない
  • 未来は必ず開けていくと信じる

まとめ

この記事では、

  • ワーママが抱える課題
  • 両立を続けるためのヒント
  • 働き方を見直すためのヒント
  • サポート体制と活用方法

について解説しました。

両立と再考、どちらの道を選んでも正解です。

大切なのは、「自分にとっての幸せ」を見つけること。

そして、自分らしい選択をすること。

あなたの頑張りは、必ず誰かに届いていますよ。今日もお疲れさまでした!

この記事が、ワーママの皆さんが笑顔で輝くための、
ささやかなヒントになれば幸いです。

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