ワーママがうつに。【その2:初めての心療内科】

動けなくなった翌日、仕事はとりあえず「体調不良」で休むことに。
病院にかかりたいと思ったものの、何科に行けば良いか分かりませんでした。まずはPMSを何とかしたいと思い、2人目を出産した産婦人科に行ってみることに。ここは予約なしで行ける病院だったので助かりました。

目次

産婦人科受診 PMSと診断される

産婦人科の先生と久々の再会。「おちびちゃんは元気か?」と気さくに話しかけてくれホッとしました。診断はやはりPMS。ピルの効果や副作用も聞いた上で、ピル服用を希望しました。
 

ピル服用を即決した理由は主に3つあります。
1つ目は、私史上最悪の症状が出ており、命の母ホワイト等市販薬は効かないと思ったこと。
2つ目は、学生時代に漢方を処方され服用したものの、ほとんど効果が感じられなかったこと。
そして3つ目は、妊娠希望がなかったことです(将来的には3人目がいてもいいかな・・・と思ってはいましたが)。
日本ではまだまだピルを警戒する人もいると思いますが、本を読んで自分なりに調べ、特に問題なさそうだと感じました。

来月の生理開始から服用開始と指示され、
「うーん、じゃあ来月まではどうしたらいいんだろう・・・。」
と、解決策がないことにモヤモヤが残りました。自宅で悶々と考え、
「生理周期と症状が一致していないし、もしかして精神的な病気・・・?」
という考えも浮かんできました。

一晩寝てもやはり考えは変わらず、夫に相談。私としてはかなり敷居が高かったのですが、心療内科の病院・クリニックをあたってみることにしました。

心療内科の予約が取れない・・・ とにかく電話しまくる

夫と協力して近くで良さそうな心療内科、精神科を5件ほどピックアップ。
気力を振り縛って自分で電話しました。すると、
「予約は1ヶ月先になります。」
「現在、新規の患者さんは受け付けていません。」
の返答ばかり。


 え???病んでる人ってこんなにいるの?????とびっくり。
1ヶ月も待てない、とにかく今日診てほしい。もしかしたら当日予約は取れなくて当たり前の世界かもしれない・・・。舐めてた・・・。

絶望しながら、隣の市まで範囲を広げましたが、全く予約は取れず・・・。
残ったのが、口コミの評価が最も低い(⭐️1.6)の心療内科。もうここしかない・・・と、藁にもすがる思いで電話しました。

とりあえず近所の病院の当日予約が取れ、ホッとする。

電話越しの受付の方は丁寧な受け答えで、印象はよかったです。今の症状など聞き取りされ、診れるかどうか医師に相談するとのこと。ちょうど診察中なので、折り返し電話をしてもらえることになりました。

その間も、夫とお母さんが心療内科・精神科の病院を探し、私が電話する、という作業を繰り返しましたが、当日OKのところは一向に見つからず。
来週予約が取れるところは一旦とっておきましたが、やはり今日見てほしい。
不安、緊張、疲労でさらに表情が暗くなる私・・・。
その時、例の口コミ評価低めの病院から、折り返し電話が。なんと、当日の午後診で予約が取れました。
 「よかった・・・!!!」
この時の私は、口コミ評価の低さより、当日診てもらえることのメリットの方が大きく、まずはこの病院に行ってみようと決めました。
とりあえず一歩進めた気がして、私も夫も、夫のお母さんもホッとしました。夫は、
 「どうしても合わないなら変えればいいし、先生と相性良ければ近所で通いやすそうだから、いってみたら。自分ならここへ行ってみるよ。」
と、前向きに背中を押してくれたので助かりました。

 電話しまくったことで私はすっかり疲れ果て、予約時間までは寝ていたような気がします・・・

心療内科を初めて受診。うつ病と診断される。

病院には、予約時間より10分ほど早めに着きました。
第一印象は、口コミほど雰囲気は悪くないな・・・と。
どれくらいの時間か忘れましたが、診察までかなり待った記憶があります。
疲れた・・・横になりたい・・・と思っていたような。

診察の前に、私自身の生い立ちの聞き取りが行われました。
対応してくださったのは、優しい感じの看護師さんでした。学歴、職歴、住所歴?など、結構色々聞かれました。学生時代の部活とかも。あとは夫側の家族歴、病歴など。
正直普段ならもうちょっとハキハキ話せるのですが、途切れ途切れに話していたような記憶があります。気分もかなり落ち込んでいました。人によっては聞かれたくないこともあると思うので、ここまでしっかり話さないといけないとは・・・とさらに疲労感が増したような気がします。

あとは、初診時か2回目か忘れてしまったのですが、
10〜20?位の質問に、最近の自分(ここ2週間?)の状態はどこに当てはまるか、といったスクリーニングテストのようなものも受けました。
その点数評価では、抑うつ状態?に当てはまっていました。
(?が多くてすみません・・・記憶が曖昧で。もし分かったら修正しますが、あくまで参考に・・・)

口コミ上、この病院の先生は口調がキツめとのことで、
この後何が起こるんだ・・・何を話さないといけないのか?と、内心ビクビクしながら診察を待ちました。

これ位で休むなんて甘い!とか言われたらどうしよう・・・

緊張気味に診察室へ。
先生は、思ったより優しい雰囲気の方でした。なんというか、まあ優しく話を聞いてくれそう、というよりは、合理的・理論的に話すような印象を受けました。会話のテンポもやや早めなので、圧倒される感はあります。
この時、理由はよく分からないですが、私はこの先生で大丈夫そうだなと思いました。
自分はどうしたいか、ということをしっかり聞いてくれる方で、返答に時間はかかりましたが、私が望み、かつ医師としても必要であることを勧めてくれたと思います。

この時、診断書をもらったのですが、なんという病名なのかは聞けませんでした。というか、知りたくなかったところもあります・・・
そしてかなり経ってから、ああ、やっぱり私はうつ病だったんだ、と分かりました。

それを確信したのが、診察での先生の発言だったのか、傷病手当の書類を見た時だったのか、上司と面談した時だったのか、どれが決め手かは忘れてしまいましたが・・・
もしかしたら、初診時に先生は仰っていたのに、私が聞き流していたのかもしれません。聞こえなかったのか・・・?とにかく何らかの精神疾患の病名が付き、それに対して薬を処方してもらった、というざっくりした理解でした・・・頭が回らなさすぎる・・・

とりあえず仕事は休むのか・・・
診断書を送ることさえ憂うつだ・・・
2週間休むって長すぎないか・・・?
でも今までと同じように働くことはできない・・・

とりあえずゆっくりしよう・・・実家の母にも相談しなきゃ・・・ふう・・・
と言った感じ。

④へ続きます。


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