育休終了1か月前〜復職後2ヶ月目まで、大変ながら充実感のある日々(と思い込んでいる自分)。特に復職前の1ヶ月は、産休前よりレベルアップして帰ってやろうくらいの気持ちでした。これが後に間違いであったと気づくのですが・・・
育休終了1ヶ月前
運のいいことに、2人目の子も1人目と同じ保育園に入れました。私の住む自治体では、育休明け1ヶ月前から保育園入所可能で、この期間に慣らし保育を済ませました。この期間は私と娘が離れる練習期間でもあり、私が一人になれる貴重な期間でもありました。私は、
「一人目の復職前は余裕がなかった。でも今回は違う。空いた時間は勉強にあてられるぞ!」
と変に意気込んでしまったのです。忘れた知識を取り戻すことや、上級資格取得のためのwebセミナーなどに積極的に取り組みました。もちろん仕事関連のことばかりしていたわけではないですが、復職後の仕事に対する気持ちは、一人目の時とは明らかに違いました。
一方育児では、一人目のイヤイヤ期に嫌気が差し、二人目の夜間授乳(3時間毎)に終わりが見えず、途方に暮れる日々。とにかく慢性的な疲労と睡眠不足を抱えていました。空いた時間は、頭も体も休めるべきだったのです。
しかし私は厄介なことに、自分が「できそう」と見積もったことは、努力次第で何とでもなると、本気で思っていたのです。
でも、子どもって思うようにはならないですよね。自分の子であれ一人の人間。親の自分にもどうにもできない。今までの自分ができることと、母親としてのそれは違うのに、考えを変えられず、まさに猪突猛進?で1ヶ月のゴールデン期間を過ごしたのでした・・・
復職〜2ヶ月目まで 仕事しなきゃ!
そんなこんなで復職し、とりあえず今までの仕事に慣れようと必死でした。幸い二人目は保育園にはニコニコで行ってくれました。・・・が、一人目はいつまで経ってもイヤイヤで何ともならない。子どもによってここまで違うとは。
「今日も大泣きか・・・。気持ち切り替えて仕事頑張ろう。」
職場では、産休育休に入る前とはメンバーがかなり変わってしまい、環境や仕事内容は大きく変わらないものの、緊張感からか?疲労困憊。そもそも寝不足なので頭が回っておらず、仕事をこなすのに精一杯。今までの私なら、冗談話など話しかけていくこともありますが、とにかくそれが億劫でした。
しかし上司からの評判はまずまずだったようで、新しい仕事を任されるようになります。仕事が忙しくなることを夫に伝え、「効率を上げるにはどうする?」「もっと勉強しなきゃ」と気持ちだけ前のめりでした。
夫が保育園のお迎えの日は、定時であがってカフェに直行し、仕事関連のe-learningや効率化のことを考えていました。それ以外はワンオペ。土日もワンオペか、もしくは休日開催のセミナーなどを受講する日々を過ごします。
ワンオペの時って、皆さんどのように過ごしていますか?
子どもの年齢や性格でもできることは変わってくるかと思いますが、どの年齢にしろ、乳幼児期って買い物やおでかけは大変ですよね。
準備する持ち物は多いし、子どもは自由なので、何やかんやと時間がかかる。
(晴れなのに長靴がいいと言い出したり・・・謎のこだわりを発揮してくる、あるあるですね。)
食事(基本は昼食でしょうか)の時間を挟むとなると、食事中は目も手も離せない。
騒がしいのでフードコート利用したいけど、ベビーカーもあり自分で食事が席まで運べない。
店舗に入るなら、店の特徴を選んで入る必要あり。
1人で2人のオムツ交換は大変(トイレになっても大変)。
まだまだお昼寝したいので、いつ寝かせるかとか。
機嫌が悪くなると最悪。
泣いたらどうするか、とか。
買い物系のお店でなくても、公園に行くにしても一緒に遊ばないといけないので、
かなりの体力勝負。
外だと車や自転車など、命に関わるからかなり気を使う。
こんなに大変なのに、自分も子どもも、お外が好きなんです。
ひとりで子ども2人を見ていること、家の中に閉じこもっていることの方がストレスでした。
復職3ヶ月目
不思議なことに、2人目はあまり熱を出さず、保育園からの呼び出しは数える程度でした。幸か不幸か、保育園児2児の母の割には、仕事を休まないワーママでした。
この頃から、土日(ワンオペ)が来るのが怖くなってきたんです。
元々PMS持ちなので、月1回は気分の落ち込み、夫への当たりが強かったのですが、それが明らかにひどくなりました。私は割とのんびりした性格で、今までほぼなかったのですが、子どもを大きな声で叱ることが増えました。子どもには当たれないので、モノに当たってしまうことが何度か・・・。勉強して何か覚えたくても、頭に入らなくなりました。
夜間断乳してせめて睡眠時間を確保すべきでしたが、断乳することが面倒で、結局3時間おきをやめられず。
毎週末に来る不安感。睡眠不足と疲労で、ワンオペ中にふっと寝落ちすることも。
「しんどい・・・。知らない人でも誰でもいいから助けてほしい・・・。」
市のファミサポに登録もしましたが、結局利用には至りませんでした。登録した時、何か新しいことに取り組む気力が限界に達しており、育児を助けてほしいものの、予約のやり取り自体が億劫でした。
仕事中は仕事に集中するようにしていたので、周りの方には、私のこのような姿は想像できなかったかもしれません。
復職4ヶ月目
4ヶ月目に入り、勤務割上、連勤したこともあり、そもそもの体力にも限界が来ていました。
詳細には覚えていないところも多いですが、それでもなお、職場では普通を装っていつも通りにしていました。
プライベートでは、休日にワンオペ状態になることを異常に恐れていました。
休日前になると決まって、実家の母に電話し、「今度の休みは3人でどう過ごそうかな。どうやって乗り切ろう・・・休みが来てほしくない・・・」と不安を打ち明けていました。
そして復職から4ヶ月と2週間後、ついに自分で自分の限界に気づきました。というか気づかざるを得ない状況で、ようやく限界に気づいた。
休日のワンオペ中に、体が思うように動かなくなったのです。うずくまって動けない。
その詳細は前回の記事(①)の通りです。
最後の力で夫に電話することができたので、夫と夫のお母さんが駆けつけてくれました。
とりあえず私は寝たような・・・夕食はたべたのか?何か口にした記憶がありますが、うろ覚えです。
明日は月曜日、仕事だ。さてどうするか・・・
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