ワーママがうつに。【その3:治療方針、睡眠】

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実家の母へ連絡。

心療内科でうつと診断され、とりあえず2週間休むことを決めました。
実家の母には翌日LINEで報告。その日の晩に1時間ほど電話もしました。内容はさっぱり忘れたけど・・・夫とお母さんに助けられたことや、仕事を休むこと等話したと思います。2週間休むと伝えたことで、とりあえず母も安心したようでした。

日中はしっかり休む。

子どもは二人とも保育園に元気よく行ってくれて、日中休めたので助かりました。
ただ長男は、「お母さん、大丈夫?」と私のことを心配している様子。長男は洞察力が高いというか、普段から周りの変化によく気が付く子なので、当然母親の変化も察知し、心配してくれていました
なんかそれだけでも胸が締め付けられる。
当時長男はまだ3歳半。自分も寂しかっただろうに、母の心配もしてくれる。
この優しさに甘えてはいけない。でも今は、今だけは、少し甘えさせてもらおう、と言い聞かせて、日中はしっかり休むことに専念しました。

驚いたのが、体を休めようと思わなくても、もう動けなかったんですよね。
人間はこんなにも急に廃人のようになるのかと。布団から起き上がれないとはこういうことか。とにかくほぼ1日寝ていました。昼間寝ても、夜も寝れる。こうやって自分の体内時計が狂っていくんだろうな・・・頭では分かるけど、動けない。寝ていたい。この時季節は冬で、寒かったというのも少なからずあるかもしれませんが。
先週の金曜日まで普通に仕事に行っていたことが信じられない。こんな状態になるまで、ワンオペでも外出していたこと、今思えば無謀すぎる・・・。毎日車の運転もしていましたが、事故らなくてよかった・・・。

まずは休養と薬物療法。

治療方針は、休養と薬物療法です。

病院からもらった睡眠日記の用紙に、睡眠の記録を毎日つけました。結構きっちり、今でもつけてます。我ながら真面目な患者です(そういうところですよね・・・)。

薬は抗うつ薬を処方され、こちらもきちんと指示通りに服用。
睡眠導入剤は一旦なし。主治医の先生に提案はされたのですが、まだ大丈夫です、と断りました。
夜間に中途覚醒(授乳)が3回あるものの、寝付き自体はよかったので。
授乳さえやめれば寝れると思っていました。

当時娘は1歳4ヶ月。私は授乳に対して特に未練もなく、即実行しました(娘はもっと欲しかったのかも・・・?)。

2日で断乳に成功。でも寝れない・・・?!

娘は夜3時間おきに目覚め、もらえないと泣いてしまう。まあ娘からしたら、いきなりくれなくなるってどういうことよって感じですよね。突然すぎる(笑)

泣き続ける娘・・・。
ああ私も早く寝たい・・・あげてしまおうか・・・。
いやいや、薬飲んでるし無理やったわ。ごめんよ娘ちゃん。
大泣きでも断固として授乳せず、抱っこ(またはおなかトントン)で乗り切りました。
2日ほどで断乳に成功し、娘は朝まで寝てくれるようになりました。

「2日でやめれた!ありがとう娘ちゃん・・・!!お利口ちゃん・・・!
これでようやく、私も3時間以上の連続睡眠が取れるぞ!やった!!!」

・・・と思ったのも束の間、
断乳後1週間、2週間と経っても、私は一向に夜間の中途覚醒がなくならず。
娘は朝までぐっすり寝ています。もちろん息子も。

「うーん、でもまだ断乳して2週間だし、そのうち寝れるだろう・・・
そういえば、息子を断乳した時は、数日後から自分も朝まで寝れるようになったような・・・?」

もしかして私の中途覚醒は、娘の影響より、うつの影響が大きかったのか?
そんなこんなで、断乳しても寝れないことが判明。
これは自分としては意外でした。
後から本などで知りましたが、寝付きが悪いとか、中途覚醒があるとか、早朝に目が覚めてしまうとか、睡眠障害といっても様々あり、うつの人は何かしら睡眠に問題を抱えていることが多いようです。
そしてもれなく私もその一人でした。

睡眠は本当に大事です。
ほんと、寝ないと疲れ取れないですからね。

まだまだ続きます。

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